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中世城郭紀行

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【親記事】
【速報】小田原城御用米曲輪現地説明会
鬼丸 : 2013/02/17(Sun) 18:18 No.115

2月16日(土)に神奈川県の小田原城で発掘現場の現地説明がありました。小田原駅に着いた時から空模様が怪しく、ときおりミゾレの混じる生憎の空模様でしたが、午前午後二回の説明会に総計約1000名の見学者があったそうです。

当日の夜明けと同時に小田原市の職員の方々が来訪者の足元の汚れに配慮して発掘現場の通路にシートを敷き詰める作業が行われとのことです。もともとは野球場だった場所なのでシート展張はかなりの重労働だったと思います。担当の皆さん有難うございました。

この御用米曲輪は、江戸時代の幕府御用米の倉庫を発掘する目的でしたが、掘れば掘るほど戦国期の遺構が続出し、今回も越前朝倉氏の一乗谷遺跡で発見された庭園跡と同様な遺構が発見され、中世と近世の遺構が重層的に同じ場所に存在するというタイムカプセル状態に小田原城の基本整備計画を根本から見直しが必要とのこと。

【写真左】
発掘現場を天守台方向より撮影、戦国期の遺構は山の裾沿いに展開されています。
敷地中央部分が江戸時代の蔵跡で、この蔵跡の下に戦国期北条氏の館跡が眠っている可能性があります。

【写真中】
切石積と障子堀、昨年発見された障子堀周辺を拡張した結果堀跡に関係した施設ではなく、なんと庭園遺構が姿を現した。花散里さん、奥に見える「障子堀」見覚えありますよね〜。

【写真右】
庭園遺構の謎の石、奈良県明日香村の酒船石遺跡を彷彿とさせる遺構です。獅子脅しの石にも見えなくはないですが用途不明とのことです。

単独表示 全景.jpg 単独表示 切石積.jpg 単独表示 .jpg
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