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5月20日(日)に、中世城郭紀行第3回オフ会を実施した。 今回は、静岡県三島市に所在する日本百名城の一つ山中城で開催された「第30回山中城まつり」の見学でした。
当日は天気に恵まれて県外・県内から家族連れの行楽客や歴史・城郭マニアの姿も多数見られた。今回のオフ会参加者は花散里さんと私の二人だけという少数勢力での出陣となった。
会場は大きく2つに分かれ、その一つ岱崎出丸会場では戦国合戦絵巻が演じられた。迫力の殺陣についつい見入ってしまった。来年は足軽役で良いので是非出演してみたい。
別の会場では地場産品の販売や、お祭りの定番「焼き鳥」、「焼きそば」などの露店が出され、あたり一面香ばしい匂いで包まれていた。また特別イベントとして山中城一周クイズラリーなどが行われたり、多彩な企画が満載で飽きの来ないひと時でした。
この祭りに合わせて城郭遺構の補修整備も行われたようで、特に西の丸にある障子堀は植芝が施され綺麗に復元されていた。その他の箇所も人の手が加わり非常に良い状態にあると言える。
昼食の時間を過ぎた午後1時半頃、以前に紹介した本丸東側の旧東海道脇にある「鰻工房竹屋さん」に鰻重を食べに駄目もとで突撃を敢行「お二人分ならご用意できますよ。」との返事に花散里さんと二人で顔を見合わせ「ラッキー」とアイコンタンクト。
この店の蒲焼は、タレが濃厚にも係らずしつこくなく三島市内に数ある鰻屋の中でもお気に入りの一店である。 関東圏内の旅番組やグルメ雑誌などで幾度となく紹介されているので、土日利用の際には予約を入れてからの来店が望ましい。
食後は、旧東海道の石畳の散策や山中城内にある「宗閑寺」にある北条方の武将間宮豊前守康俊公、豊臣方の武将一柳伊豆守直末公などのお墓を見学後にシャトルバスで三島の町まで戻る。
夕宴まで少々時間があるので佐野美術館に立ち寄る。今回の企画展は「猫」を題材にした「岩合光昭氏」の写真展が開催されていた。閉館時間が迫っていたが、来館者が後を絶たない程の賑わいである。来館者のほとんどの人がニコヤカな顔しているのがとても印象的だった。日本刀の展覧会とは明らかに雰囲気が違っていた。
6月3日(日)まで、猫の写真を持参すると入場料1割引きの特典があり、更に持参してきた写真をロビーの壁に 飾ってくれる。また持って来られた猫の写真を佐野美術館のホームページ上で紹介する予定もあるそうだ。
オフ会最後は、三島駅北口近くにある居酒屋さんで地元食材を活かした料理に舌鼓を打つ。本日の歩行距離約10q
花散里さん、お疲れさまでした。
【写真左】 一柳伊豆守直末公最期の場面、家臣に伴われ安全な場所に移動する直末公、史実よれば火縄銃の弾に当たり絶命したとされる。
【写真中】 整備された西の丸障子掘、その他の場所も補修整備が行われ見学し易い環境になっている。
【写真右】 偶然にも食することのできた鰻重、椀物はもちろん肝すいです。本当に美味しかった。
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