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待ちに待った静岡県島田市(旧金谷町)にある諏訪原城の発掘現場現地説明会に行ってきましたが、雨天中止の看板が・・・小雨決行とホームページに書かれていたのに・・・残念である。
この日は、アンラッキーのことばかりであった。出発前に車の燃料を補給にとガソリンスタンドへ、まだ営業前で誰もいない。朝7時にやっていないとはドエライ大名商売だなと思い、一旦帰宅し朝食後再度スタンドへ、営業していた。
するとな・なんとリッター当たり普通よりも4円も高いではないか。正直めげた。なんやかんやで目指す諏訪原城に到着、辺りは小雨に煙り、霧も出て視界不良である。駐車場に車を止めていざ城内へと思いきや、本日中止の立て看板が目に入る。
や・やられた。城内から矢を射かけられたようなショックである。気を取り直して携帯電話で島田市博物館に連絡し、今後の予定を聞くと改めて現地説明会は実施しないとのこと。「本日使用予定のレジメがありますので寄って頂ければ差し上げますよ。」ということで一路島田市博物館に向かう。車のナビに従い運転すると10分程度で到着するはずなのにナビの野郎、遠回りを指示している。これを無視して最短距離で行くと今度は大渋滞にはまり、30分もかかってしまった。
博物館に到着レジメを頂く、なんとA5の片面刷りで図と写真だけで説明文が1行もない。家内の笹丸も口を開けて茫然としていた。 専門家でもこの一枚のレジメから情報を導き出すの無理であろう。
先月より神奈川県小田原の小田原城御用米曲輪現説と静岡県沼津市の興国寺城現説と連続参加となったが、両方とも非常に懇切丁寧でよかったので今回は余計にショックだった。
帰りは帰りで高速道路上で大渋滞に遭遇、非常に疲れた1日でした。
【写真左】 中止の立て看板である。雨が降ろうが槍が降ろうが実施して頂きたかった。
【写真中】 今年1月15日の攻城の際に撮影した一コマ、発掘前の大手外堀(旧11号堀)の径始状態
【写真右】 今回3月17日の大手外堀(旧11号堀)の発掘遺構、ベルトと呼ばれる層序を残している。これにより堀の埋没の推移や改修があれば、その工程などが分かる。
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