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小田原城三の丸外郭の散策ツアー   鬼丸 : 2012/03/24(Sat) 20:50 No.36

見送り予定していた「小田原城三の丸外郭の散策ツアー」に申込みが間に合い本日参加してきました。生憎の曇り空でしたが、諏訪原城の時のような雨に祟られずに散策日和でした。

午前10時に清閑亭に集合し、今回新たに史跡公園として暫定的に開放された三の丸外郭新堀土塁(旧MRAアジアセンター)を回り、小峰大堀切を経て城山公園から小田原駅西口までというコース。
特に「新堀土塁」は安全面の問題などから閉鎖していたそうで本日が開放初日ということでとてもラッキーでした。
参加者全員に大判の地図が用意され、ツアー終了後も資料として活用できる優れモノを頂いた。

【写真左】中世城郭遺構ではないが、小田原城の銅門
平成9年に復元され石垣による桝形、内仕切門及び櫓門を組み合わせた桝形門として機能している。銅門の名前は、大扉などに使われた飾り金具に銅が用いられたことに由来する。

【写真中】新堀土塁での学芸員さんによる説明
新堀土塁からは、一夜城こと石垣山城方向の眺望が開け軍事上重要な地点であることが窺えるが、逆にこの地点を豊臣勢に奪取されたと仮定すると小田原本城は丸見えとなる。

【写真右】
小峰の大堀切
堀は直線的ではなく、屈曲部分を伴って「横矢(側面攻撃)」が掛かるようになっている。堀底を移動する敵の軍勢は常に鉄砲や弓矢などの攻撃にさらされて恐怖のどん底を味わうことになる。こういう大規模な土塁を見ると当時の土木技術の高さに驚かされる。ユンボやダンプカーもなく、どのような土木作業が行われたのか非常に興味が湧く。

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Re: 小田原城三の丸外郭の散策ツアー   花散里 : 2012/03/26(Mon) 23:34 No.37

鬼丸さん、再度の小田原城攻め、お疲れ様でした。
諏訪原城の雪辱が成ったようで、よかったですね。

新堀土塁や小峰の大堀切をみると、重機などを駆使した現代の土木工法も大きな顔はできませんね。
いかに人件費が安かったとはいえ、人力だけで大工事を成し遂げたのですから中世の人々も大したものだと言わざるを得ません。

現代とは違って大きな建築物がない当時、人々の感覚ではとてつもなく巨大なもとのして映ったでしょうね。

Re: 小田原城三の丸外郭の散策ツアー   鬼丸 : 2012/03/28(Wed) 19:21 No.38

花散里さん、コメントありがとうございます。

小田原城は、単なる城址公園とばかり思っていましたが、中世から近世にかけての遺構が大変良く残っていて、城マニアを飽きさせることがないお城ですね。

また機会がありましたら、次は一夜城(石垣山城)を攻めましょう。ここの入り口には、女優川島なおみさんのご主人鎧塚さんのお店があります。
奥様のお土産にスイーツでも如何でしょうか。

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