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平成25年10月の問題 真改 - 2013/09/30(Mon) 20:24  No.1335
くま 単独表示 暑かった今年の夏も過ぎ去り、10月を迎え、運動会等の行楽の季節になりました。(^^)。
朝晩のちょっと寒いくらいの気温や、日中の日陰で吹く風の気持ちよさに、季節の移り変わりを感じます。
油断して風邪などひかないようにお気をつけください。(^.^)/~~~。

では、さっそく参りましょう!!

※ 1回目入札期限1日〜7日
  2回目入札期限8日〜14日
  3回目入札期限15日〜21日

出題画像につきましては、左の画像をクリックして下さい。画像が展開されます。
また、画像が小さい場合は、もう一度画像を押しますと、最大画面となります。

☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆

日本刀柴田・柴田和男様のご好意により、隔月誌『刀和』に過去掲載された誌上鑑定を、電脳倶楽部上に再現させて頂いております。
まことにありがとうございます。
『日本刀柴田』柴田和男様に、厚く御礼申し上げます。

入札内容は、最後まで公開しませんので、気兼ねなく御参加下さい。(*^_^*)。

入札投稿の際には、暗証キーの設定もお忘れなく。(^^♪。
これがないと、投稿の修正ができなくなります。

さて、スタートの前に、簡単なお願いです。
月刊誌『刀和』の過去問題からの出題ですので、刀和を持っていらっしゃる方は、是非、まっさらな気持ちで、再挑戦してみてください。

初めての方は、誌上鑑定で、知らず知らずのうちに、著名な刀工の名前や特徴を憶えることができますので、刀和以外の刀剣関係書籍を総動員して、正解を目指してください。

誌上鑑定は、刀身の出来以外にも、茎の形状や銘の特徴や銘の文字数、受領銘や彫に至るまで、ヒントを出してくれています。

そして、このコーナーで、問題と柴田和男氏の回答を見比べ、誌上鑑定の力を付けて、実際に刀を見るときの助けとして頂ければ幸いです。

また、こんな楽しい誌上鑑定を、隔月誌『刀和』には、掲載されております。
誌上鑑定と、刀剣を購入される指針として、『刀和』をお勧め致します。
詳細は、リンクから『日本刀柴田』へお入り下さい。

では、スタートです。(^o^)/。

回答は、10月28日頃と致します。


Re: 平成25年10月の問題 真改 - 2013/10/29(Tue) 20:25  No.1345
くま 単独表示 今回の答えは「藤原弘幸」でした。
一部入札に肥前新刀の札が有りましたが、堀川一門の特徴を再検討することにより弘幸への入札も可能かと思われます。
解説につきましては第4クールの第9回に詳細を記述しておりますので、そちらを参照して頂ければ幸甚です。

                        竹  屋  主  人

私の見方

御刀天国さん
慶長新刀の短刀とみて、有名刀工の弟子というので、明寿か国広の弟子を考えます。どうも肥前刀にはみえないので、堀川ものを考えると、切鑢は一人だけなので、平安城弘幸と思います

まるひさん
体配から南北朝か慶長期。重ねがあるので、慶長期。肌の具合などから堀川。受領後改銘しているところから藤原弘幸としました。

法城寺さん
寸延短刀ですので鎌倉末期〜南北朝期、あるいは新古境の桃山〜慶長期あたりが考えられる。受領銘があるとなると室町時代以降と考えるのが妥当。となると、新古境〜慶長期と鑑る。この時代で板目主張で肌立つというだけでは特定は困難だが、地沸つき地景入る鍛え、押形の足の入り方・小沸の出来具合から「名工の弟子」だけあって本人もかなりの上手。時代的にこの「名工」は「堀川国広」であり、その門下の刀工と鑑る。直刃基調の作柄は大隅掾正弘と平安城弘幸、切鑢は一門で弘幸のみ。受領後「弘幸」から「広幸」に改銘しているところもヒントと一致する。

※ 皆さん流石ですね。肥前新刀との違いを掌握することで堀川一門の誰かというのが鑑定のポイントとなります。