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【管理者からのお知らせ】
掲示板休止のお知らせ   花散里 : 2013/08/02(Fri) 12:56 No.1974
浪人 システム担当管理人 花散里です。
いつも、電脳倶楽部にご参加いただき誠にありがとうございます。

このたび、電脳倶楽部リニューアルの一環として、この討論掲示板を一時的に休止することとなりました。
過去ログ等の参照はできますが新規の投稿や、投稿済みの記事への返信ができなくなります。

今後の投稿は、一陽来復をご利用ください。

ご迷惑をお掛けし申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
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LEDその2   真改 : 2012/06/14(Thu) 20:58 No.1970
寅 昨日でしたか、ニュースを見ていたら、白熱球の製造自粛依頼とか。

LEDが今後ますます主流となるようですが、こてつさん。が、書かれていますように、
>見えすぎて、なまくらも名刀に見えてしまう、なんて噂話も聞きました。
こういうのが真実に近いとすると、刀剣の鑑賞も基準が変わってきそうで、今までの鑑賞・鑑定の見どころというか、見方というか、そういうものを残していこうとするならば、鑑賞・鑑定の際の光源の基準というのが、新たに設定されそうな感じがしないでもありません。

>いずれ無くなる物を買いだめするのも空しいし…。
こてつ。さんの発言は、ごもっとも。

鑑賞・鑑定用の光源はどうなっていくのでしょうね。
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Re: LEDその2   こてつ。 : 2012/06/16(Sat) 02:33 No.1971
子 実際色々な鑑定会に顔を出すようになって、それぞれ照明が微妙に違う事が分かりました。
基本的には白熱球なんですが、中には所謂ゼットライトに使われていたようなやや淡い黄色がかった電球もありました。
普通の白熱球と違って地鉄の色や匂いの深さなどが見えにくかったりします。
勿論慣れもあるんでしょうけど…。
白熱球の見え方に近いLEDを探す必要があるかも知れませんね。

ま、いざとなったら百匁蝋燭で…(;´▽`A``
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Re: LEDその2   真改 : 2012/06/16(Sat) 09:43 No.1972
寅 書籍にいろいろ書かれているような刀の特徴も、光源など一定の条件が一致しての見え方でしょうから、先の先の将来では、このあたりの表現も変わってくるんでしょうかね〜。

ご返信をありがとうございました。(*^_^*)。
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LED   真改 : 2012/04/17(Tue) 20:41 No.1965
寅 今日夕方にテレビでニュースを見ていたら、シャープがLED光で、太陽光に近い発色のものを開発した、というのがありました。

もともと、美術館で、陶磁器などの色合いを本来の色で見て欲しいということから開発されたものだったとのことで、美術館では上々の評判のようでした。

また、衣類を販売する店舗でも、この照明を使うことによって、よくある「店で選んだ後に、外で着てみて色合いの違いにがっかりする」お客さんが減ることをとても期待しているようでした。

実際に、衣類の色柄が、蛍光灯色のLEDよりも太陽光LEDの方が、色鮮やかでした。
もともと、衣類や車の塗装色も、「曇り空の11時ごろの太陽光」で見た色合いで発色を調整しているとのことでしたので、こうした照明の開発で、本来の色が違和感なく楽しめるのは良いことだと思いました。

一方で、刀剣の観賞用には向いているのかな〜?などとも考えました。
拵えや地鉄を見るには良いかもしれません。
刃文を見る場合はどうでしょうか?

ちょっと試してみたいと思いました。!(^^)!。
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Re: LED   花散里 : 2012/04/18(Wed) 20:54 No.1966
浪人 LEDにはその他の利点として、光源が赤外線や紫外線をほとんど含まないことがあげられるようですね。

赤外線を含まないことで熱を伝えないためひび割れが起こりにくく、紫外線を含まないことで退色も防止できるそうです。
見え方の点では、黒や白の出方がはっきりとするため、立体感や奥行きの再現で有利だそうです。

市場規模はまだまだ限定的ですが技術の進歩は速いので、刀を鑑賞するのに適したLEDが登場するといいですね(^^)
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Re: LED   真改 : 2012/04/23(Mon) 17:48 No.1967
使者 返信をありがとうございます。m(__)m。

お試しできる機会があればと思います。(*^^)v
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Re: LED   こてつ。 : 2012/04/29(Sun) 18:00 No.1968
子 以前はLEDは刀剣観賞には向かない、と聞きましたが…進歩しているようですね。
見えすぎて、なまくらも名刀に見えてしまう、なんて噂話も聞きました。
真偽のほどは試してないんで分からないですが。
これまで多く使われてきた白熱電球は今後はどんどん製造中止になるでしょう。
いずれ無くなる物を買いだめするのも空しいし…。
そのうちLED電球で観賞会するようになるのかも知れません。
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Re: LED   真改 : 2012/04/30(Mon) 12:28 No.1969
寅 観賞用LED、美術展示用LEDなどが出てきそうですね。

高演色性LEDというらしのですが、とにかく、テレビで見ていて思ったのは、その物が持つ本来の色が出て観賞することができ、保存的意味からも対象物を傷めないということに驚きました。
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たぶん最後のご挨拶   閻魔大王 : 2012/03/22(Thu) 08:45 No.1964
使者 不具合により、はじかれていた記事を代理で投稿いたします。花散里

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「初心者の為の基礎講座」を今から十年以上前に投稿させていただいた閻魔大王です。久しぶりに日本刀剣電脳倶楽部を拝見し、この企画をこうも永く続けてみえる運営者の方に敬意を表したいと思い投稿しました。
諸般の事情があり、刀剣の世界から離れておりましたし、又再度戻る予定もありませんが最近の刀剣界につき一言だけコメントいたします。
当時から懸念していたことが現実になっております。
@刀剣趣味人口の減少A刀剣価格の下落B目利きの不在
C日刀保の堕落
@、Aについては不況が原因と思われる方も多いと思いますが果たしてそれだけでしょうか?
私自身の見解を一言で申せば、刀剣界、刀剣業界が(日刀保も含め)腐っているからです。
これ以上は述べませんが、皆さんで議論してみてください。
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新しい年になりました。   真改 : 2012/01/01(Sun) 00:36 No.1962
辰 皆様
明けまして おめでとうございます \(^o^)/。

旧年中は大変お世話になりました。
本年は、特に昨年と比較しましても、公私にわたる生活におきましても、刀剣生活におきましても、素晴らしい年になりますよう祈念し、また、努力も続けて行きたいと思います。

どうか、よろしくお願い申し上げます。m(__)m。
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ありがとうございました   真改 : 2011/12/30(Fri) 20:44 No.1961
寅 今年も残すところ後、1日です。

本年は大変お世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。m(__)m。
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刀剣協会の銃刀法違反:日本刀ずさん管理 容疑で協会と2元理事を書類送検へ   真改 : 2011/10/28(Fri) 12:40 No.1956
寅 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111028ddm041040027000c.html?inb=yt
刀剣協会の銃刀法違反:日本刀ずさん管理 容疑で協会と2元理事を書類送検へ
という記事をヤフーのトップページで発見しました!

いろいろと、考えさせられる出来事です。
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Re: 刀剣協会の銃刀法違反:日本刀ずさん管理 容疑で協会と2元理事を書類送検へ   花散里 : 2011/10/28(Fri) 18:08 No.1957
浪人 う〜ん・・・
いったい、何が起こっているのでしょうね?

倉庫内に「開かずの間」があり、25年前から元常務理事が個人的に使用していた、との報道もありますから・・・悪質と判断されてのことだと思います。
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Re: 刀剣協会の銃刀法違反:日本刀ずさん管理 容疑で協会と2元理事を書類送検へ   真改 : 2011/10/28(Fri) 18:49 No.1958
寅 しかも、こちらhttp://mainichi.jp/select/jiken/news/20111028k0000m040155000c.html
のニュースでは、『今年8月までは元東京高検検事長が務めていた。』とあります。

また、こちらでは、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111028-00000036-jij-soci
ほかの職員には「協会を設立した『刀剣界の神様』の刀が入っている」として保管場所に立ち入らせず、協会内で「開かずの扉」と呼ばれていた。
などという内容も見られます。

今後の日刀保の誌上でも会員に対して報告があろうかと思いますが、すっきりさせてほしいです。
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Re: 刀剣協会の銃刀法違反:日本刀ずさん管理 容疑で協会と2元理事を書類送検へ   法城寺 : 2011/11/03(Thu) 10:48 No.1959
使者 日本刀に対する世間一般の方の印象が悪くなりますよね・・・
登録制度にして日本刀を守ろうとした大戦直後尽力された方々の思いに反する気がします。
きちんとした後処理と説明が欲しいですね。
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Re: 刀剣協会の銃刀法違反:日本刀ずさん管理 容疑で協会と2元理事を書類送検へ   真改 : 2011/11/04(Fri) 09:26 No.1960
寅 法城寺さん、そうですよね。
印象が悪いですよね。

これからの説明を見守りたいと思います。
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鬼晋麿正俊   法城寺 : 2011/04/30(Sat) 08:41 No.1935
使者 勉強になりました。

東京にいると清麿一門はたまに見ることが出来ます。特に信秀や清人は刀屋巡りをすると年に数回はお目にかかれます。
清麿一門中で、一度も実刀を見たことがないのがこの刀工です。

八字銘とヒントにあるので信秀と清人どちらかと思い、焼き頭が角張る信秀に対し、今回は丸みがかっているように見受けられたので清人としました。

鬼晋麿正俊の名前すら失念しておりました。

確か隆慶一郎氏の「鬼麿斬人剣」という小説の鬼麿は、鬼晋麿を捩ったと聞いております。
こりゃ読み返したくなりました!

ほんとに勉強になりました、ありがとうございます!
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Re: 鬼晋麿正俊   花散里 : 2011/04/30(Sat) 09:51 No.1936
浪人 見ませんねぇ、鬼晋麿正俊。
私は出題者側ですから、最初から答えを知っていたわけですが、「鬼晋麿正俊って、清麿の弟子だったっけ?」というのが正直な感想でした(^^ゞ ・・・情けない。

仰るとおり、清麿はもちろんのこと信秀や清人の現存数の多さに比べ、圧倒的に数が少ないですね。
出題刀を見ると出来が優れているのに数が少ない、これは何を意味しているのでしょうか?

普段は凡作しか作れないのに、たまたま名刀が打ち上がった?
私は違うと思うんですよねぇ。
刀工は「技術者」ですから、腕が良い者は腕が良い、腕が悪い者は腕が悪い、たまたまなどというものが通用する世界では無いと思うんです。

となれば、そこそこの腕を持ちながらも「巨星」の協力者で終わった、とは考えられないでしょうか?
共同作業である刀剣の製作では、凡人よりも腕の立つ弟子が向槌を勤めた方が、良い刀が出来上がると思います。
私は、名の売れた刀工には腕の良い弟子がつき、ますます名刀が出来上がった、と思っています。

垂涎の的である名刀の陰に、良い腕を持ちながら「一協力者」で終わった数多くの刀工達がいたんでしょうね。
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Re: 鬼晋麿正俊   法城寺 : 2011/04/30(Sat) 12:42 No.1937
使者 花散里さん

そう思います、私も。
加えるに、やはり明治維新後の廃刀令などで槌を置かざるを得なかった幕末刀工は多いですよね。
従い作品も少ない。

今回は押形だけですが、あの厚い沸え・沸え足、金筋などみると尋常ではない焼き入れの腕を持っていると思います。
著名工の陰に優れた弟子・協力工がいる、まさにそう思わざるを得ない出題刀でした。

返信ありがとうございます。
また、良い出題、重ねて御礼申し上げます。
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Re: 鬼晋麿正俊   真改 : 2011/04/30(Sat) 12:48 No.1938
寅 法城寺さん、こんにちは。
法城寺さんのように東京在住の方でもご覧になったことのないほどの珍品なんですね。(^.^)。

いずれはどこかで拝見したいものです。

>普段は凡作しか作れないのに、たまたま名刀が打ち上がった?私は違うと思うんですよねぇ。

そして、花散里さんのこの言葉。
まさしくその通りと思います。
古今東西、今も昔もあらゆる所で、こういう現象があるんでしょうね。
深く考えさせられる、お言葉でした!(*^_^*)。
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Re: 鬼晋麿正俊   法城寺 : 2011/04/30(Sat) 12:56 No.1939
使者 真改さん

はい、20年超えた刀歴の中でまったく見たことがありません。

今回、ヒントに「有名刀工の弟子」となくば、「清麿」に入れていたでしょう。

花散里さんの仰る言葉、確かにその通りだと思います。

今回も清麿一門の腕利き揃いに感心させられる出題でした、ありがとうございます。
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Re: 鬼晋麿正俊   こてつ。 : 2011/05/02(Mon) 14:54 No.1940
子 こんにちは、先月の出題刀は悩みました。
作風は山浦物と見て良さそうなんですが、八字銘というのが…どうもしっくりこない。
清麿にも信秀にも清人にも見える。
紙上鑑定の難しいところで、重ねの具合や元先の幅差などが文字だとなかなか掴めない。
刃文も清人や信秀だとしたら、もう少しまとまっていないか…?
清麿が答えだとするとヒントと食い違わないか…?

…鬼晋麿正俊は全く頭に浮かびませんでした。
というか、実は僕は鬼晋麿正俊を清麿門とは考えていませんでした。
鬼晋麿正俊は細川正義、大慶直胤、清麿、源正雄などの元で学んだようです。
元々武家の出のようで旗本岩井家の養子になっています。
(作刀数が少ないのは本職の刀鍛冶ではなかったのかも?)
他に上総国正直なども清麿一門に入れて良いのか…微妙です。
正直も今回の鬼晋麿も、清麿と無関係ではないようですが、短期間の預かり弟子のようなものだったのではないでしょうか。
清麿の兄、真雄は弟子を取る時に必ず起請文を書かせていますが、清麿にはそういった資料が無いようです。
う〜ん、分からないことだらけですね…。勉強になりました。
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Re: 鬼晋麿正俊   真改 : 2011/05/03(Tue) 20:30 No.1941
寅 こてつ。さん、こんばんは。
こてつ。さんは地元刀工だけに、清麿一門については特にたくさんご覧になっていらっしゃると思いますが、鬼晋麿正俊は、ご覧になったことはございますでしょうか。

私は、鬼晋麿正俊はおろか、清麿一門ですらそうそう見た事がないのでよくわかりませんが、そっくりなんでしょうか。

こういう押し型を見ると、比べてみたくなりますね〜。(^.^)。
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Re: 鬼晋麿正俊   こてつ。 : 2011/05/04(Wed) 00:02 No.1942
子 真改さん、僕も気になったのでノートを見直してみました。
鑑賞会、鑑定会にいつも持って行くノートで、見た刀の銘などが控えてあります。
鬼晋麿正俊は載ってませんでした。東京にいた頃も見た記憶がありません。
…ひょっとしたら見ていても、印象が薄くて覚えていないのかもしれません。
どうも「あまり上手くない」という先入観がありました。
正解の押し型を見るといかにも山浦物らしい見事な出来です。
これは考えを改めないといけませんね〜。
いつか現物を拝見したいものです。
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Re: 鬼晋麿正俊   波平 : 2011/05/12(Thu) 00:19 No.1943
使者 刀兄の皆様。
鬼晋麿正俊ですが、はっきりしませんが4〜5年前でしょうか、銀座○州屋さんの展示会で拝見いたしました。ガラスケースの中ではなく、わりと上段に展示されていました。手にとることもなくその場は過ぎてしまいましたが、その名前の珍しさから展示されていたことはよく覚えています。今思うと残念至極です。
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Re: 鬼晋麿正俊   こてつ。 : 2011/05/12(Thu) 14:13 No.1944
子 こんにちは、波平さん。
○州屋さんの展示会で出てましたか、ではひょっとしたら僕も見ていたかも知れませんね。
注意して見ていなかったんですねー。

不景気のせいか、最近は○州屋さんも展示会を開かなくなりましたね。
(大刀剣市に出店してるからかも?)
今年のGW、刀屋さんの展示会が全般少なかったような気がします。
ネットでは大磨り上げ無銘の重刀などは200切る価格で出てきたりして。
どうも良いニュースが無いです。
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Re: 鬼晋麿正俊   波平 : 2011/05/13(Fri) 00:00 No.1945
使者 こてつ。さん、こんにちは
この刀、今は引退して大刀剣市にはお手伝いに来る某店員さんに案内していただきましたのでよく覚えています。いかにも山浦系の姿でした。

今の情勢を考えると、刀箪笥の中を動かすのは本当に考えてしまいますね。

>ネットでは大磨り上げ無銘の重刀などは200切る価格で出てきたりして…

私も拝見したことがあります。さかなくんではありませんが「ぎょぎょっ!」ですね。
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Re: 鬼晋麿正俊   四分一 : 2011/05/15(Sun) 22:22 No.1946
忍者 刀剣xx さんに万延二年二月年季、江府住岩井鬼晋麿源正俊銘の特保の刀が2.5百万で出ていますね。 [修正]
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Re: 鬼晋麿正俊   こてつ。 : 2011/05/16(Mon) 20:56 No.1947
子 四分一さん、ご紹介ありがとうございます。
なるほど、説明の中でも「清麿」の名前を出してますね。
でも茎の鑢目はまるで細川正義を連想させます。
しかも「以南蛮鉄精鍛之」ですか…。
やはり正義の影響の方が大きいのではないかと言う気がしてきました。
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林原美術館   真改 : 2011/02/03(Thu) 17:06 No.1933
使者 http://www.data-max.co.jp/2011/01/post_13506.html

岡山の林原関連のニュースが目に付きました。
林原といえば、林原美術館というのが、私の頭には浮かんできます。
http://www.hayashibara-museumofart.jp/

池田家の名品を多数所蔵し、名刀も多数所蔵されている美術館です。
大野義光刀匠が展覧会をされたことでも、現代刀愛好家の中では有名です。
この図録がまた素晴らしいんですよね!

財団法人林原美術館が、今回のことでどのような影響を受けるのかは、私、まったくわかりませんが、かつて存在した「日本刀装具美術館」のように無くなる事のないようにと、それだけ念じております。
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教えて下さい   濃州関後藤兼広 : 2010/10/26(Tue) 11:43 No.1914
使者 全くの素人で教えて欲しいのですが、日本刀を相続し刀剣類所持許可書を所有しております.
1.この場合は売る事は出来るのですか
2.濃州関後藤兼広65.4センチですが価値は有るのですか
(錆びて黒くなっています)
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Re: 教えて下さい   花散里 : 2010/10/26(Tue) 18:27 No.1915
浪人 まず、「刀剣類所持許可書」というのは、次の「銃砲刀剣類登録証」のことと考えてよろしいでしょうか?

日本美術刀剣保存協会サンプル
http://www.touken.or.jp/q_a/tourokusho.html

通常、刀には新旧いずれかの登録証が付いており、この登録証があれば所持・売買ができます。
登録証が付いていない「未登録の刀剣」は、新たに登録を受けない限り所持・売買はできません。

次に刀剣の価値ですが、こればかりはこの場ではお答えできません。
薄学なため「濃州関後藤兼広」について詳しくは存じませんが、
 銘が本物かどうか
 状態はどうか(錆、傷、摩耗の度合いなど)
 そもそもの出来はどうか
 その刀の人気はどうか
などによって、価値は大きく変動しますので、一振りとて同じものはありません。
まして、銘だけや写真等で判断するのも、不可能と言ってよいでしょう。

お売りになることを考えておられるなら、刀剣店をお訪ねになり相談されることをお勧めします。

刀について詳しくは、日本美術刀剣保存協会や各刀剣店のホームページをご覧になれば、Q&A形式で情報を得られます。
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Re: 教えて下さい   濃州関後藤兼広 : 2010/10/26(Tue) 18:50 No.1916
使者 御手数お掛け致しまして誠にありがとうございます。
当方の許可書は●●県公安委員会が発行した「刀剣類所持許可書」なので、新旧の許可書とは違うと思うのですが・・・・
確かにもう1振りは教育委員会の許可だったので間違えないと・・・・

インターネットで調べて刀剣店に行ってみます。
どうも有難うございました。
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Re: 教えて下さい   こてつ。 : 2010/10/26(Tue) 20:03 No.1917
使者 こんばんは。
「刀剣類所持許可書」は戦後、まだ登録制度が出来上がる前の一時的な所持を認めた許可書で現在は通用しません。
改めて登録を取る必要があります。
お住まいの都道府県の教育委員会、もしくは所轄の警察にご相談ください。
登録の仕方、費用などを教えてくれると思います。
花散里さんが書かれている通り、売買にも研ぎに出すにも登録証が必要になります。
めんどくさいかも知れませんが頑張ってみてください。
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Re: 教えて下さい   花散里 : 2010/10/26(Tue) 22:57 No.1918
浪人 こてつ。さん、フォローをありがとうございました。

「刀剣類所持許可証」の実物を見たこともなく、詳細が分かりませんでしたから、私も勉強になりました。
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Re: 教えて下さい   濃州関後藤兼広 : 2010/10/27(Wed) 00:45 No.1919
使者 教えて頂き、ありがとうございます。
しかしながら、ちょっと説明不足だった様なので補足させて下さい。当方が持っている「刀」は祖父の軍刀であり、戦死した為に父から当方に相続したもので、現在も2年に1度、地元警察生活安全課に検査(猟銃などと一緒に)している物であり、「刀剣類所持許可証」は通用しています。
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Re: 教えて下さい   花散里 : 2010/10/27(Wed) 08:26 No.1920
浪人 なるほど、事情が大体飲み込めてきました。

現在、刀は「美術品」として所持や売買が許されています。
そして、「美術品」として認められる刀とは、伝統的な材料・製法で作られたものなのです。
つまり、「昔ながらの」砂鉄などを材料とした玉鋼(たまはがね)を「昔ながらの」折り返し鍛錬し、「昔ながらの」焼入れを行ったものとなります。
伝統的な材料・製法で作られた「美術品」としての刀は各都道府県の教育委員会が管理していて、一振りごとに「銃砲刀剣類登録証」がついています。
これらの刀は自由に所持・売買ができ、持ち主が変わった際に一度だけ、教育委員会宛てに葉書で「所有者変更届」を提出すれば手続きは終了します。
持ち主が変わったり、刀に細工を施して長さなど登録証記載の内容が変わらない限り、一切の手続きは必要ありません。

これに対し、一般的に「昭和刀」といわれる刀があります。
玉鋼ではない普通の洋鋼などを刀の形に成形し、大量生産したものです。
戦争中は大量に刀が必要とされたため、伝統的な製法では需要に追いつかず、また価格も跳ね上がったためにこのような材料・製法で多くの「武器」が作られたのですが、武器としての実用性はともかく美術品としては認められていません。
(詳しくは「昭和刀」で、検索してみてください)

日本の現状では「武器」に対する取締りが厳しいので、通常これらの所持は認められていませんが、仰るような場合「形見の品」や「想い出の品」として「例外的」に所持が認められています。
もちろん、相続や譲渡が許される範囲は「肉親」や「特に関係の深かった方」に限られますし、それが何代に渡って許されるのかもわかりません。
(一般的な説明では、「一代限り」としているものが多いです)

このような事情ですので、「刀剣類所持許可書」のついた軍刀を手放す場合は、警察署に任意提出して「廃棄処分」となるのではないかと思います。
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Re: 教えて下さい   濃州関後藤兼広 : 2010/10/27(Wed) 12:04 No.1921
使者 大変よく解りました、有難うございました。
価値的にも低いし、警察に返納しなければならないのですね。
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Re: 教えて下さい   こてつ。 : 2010/10/27(Wed) 19:08 No.1922
使者 たびたびすみません。
戦時下の刀匠を調べてみたらそれらしい方を見つけました。
http://www.k3.dion.ne.jp/~j-gunto/gunto_116.htm

昭和16年の大日本刀匠協會主催、新作刀日本刀展覧會出品者 第4席(佳作)の中に「後藤兼廣」刀匠の名前が出ていました。
ひょっとしたら登録も可能かもしれません。鍛錬されている可能性もあります。
戦死されたお祖父様の遺品ならば、ぜひ大切に保存していただきたいです。
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Re: 教えて下さい   濃州関後藤兼広 : 2010/10/28(Thu) 00:32 No.1923
使者 いろいろ教えて頂き有難うございます。
日ごろ見ることも無く、いつもガンロッカーにしまいっ放しで、2年に1回の決められた日程の検査が面倒になり、売却or返納(廃棄)など考えていましたが、有る程度有名な人に作って頂いたので、もう少し考えてみたいと思います。
見ず知らずの自分に丁寧に教えて頂き有難うございます。
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