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千年目の満月   野崎 準 : 2018/11/22(Thu) 14:45 No.659
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10  今日(平成30年11月22日)の京都新聞に
 寛仁二年(1018年)に権力の絶頂だった藤原道長が土御門第で「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることのなきと思へば」と詠じてから今年の旧十月満月が今日、22日で千年目である」とありました。

 この時、道長の館「土御門第」を再建改修したのが武家源氏の源頼光で、道長が政敵や兄を蹴落として出世していた時代の永延年間(987-989)に三条小鍛冶宗近らが反りのある太刀、日本刀の技術を完成、とは続く武家の時代を予測させます。その代表作が「三日月宗近」と称されたのも何かの因縁だったのか。

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