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例の鍔   御刀天国 : 2020/06/24(Wed) 13:57 No.7491
旅人 皆様このコロナのご時世、いかがお過ごしでしょうか。
忙しさに紛れて出来なかった御刀のお手入れなどされているものと拝察いたします。
さて、以前銘文が読めなくて、先輩諸氏のご意見を伺いました、例の鍔ですが、保存審査に出して全容がつかめましたので報告いたします。
鍔は、「月下石灯篭木菟図鍔」だそうで、銘は真早一静だそうです。真早とは、和田一真の弟子、安達幽斎真早のことと思われます。後藤一乗の系統は一〇と号するので、真早は一静と号していたことが分かりました。以上報告でした。

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Re: 例の鍔   花散里 : 2020/06/25(Thu) 22:00 No.7492
ガマ コロナも感染者数が減っては増え…未だに落としどころが見えませんね(^-^;
御刀天国さんの地元はいかがでしょうか?

さて、難問であった鍔、全貌が解明されて良かったですね(*^^)v
画題は別として、銘はちょっと読めなかったですね〜
愛嬌のあるミミズクが可愛らしく、今後も大切になさってください<(_ _)>

Re: 例の鍔   真改 : 2020/06/26(Fri) 20:44 No.7493
白影 明日、刀の手入れをしようと思っている真改です。(^^)/。

鉄鍔いいですね。
すぐそばに置いていつでも気軽に鑑賞でき、素手で触ってもいいというのが、私は大好きです。
触ってはいかん!という方もいますが・・・。

花散里さんもおっしゃるように、かわいい絵柄がいいですね。

Re: 例の鍔   御刀天国 : 2020/06/27(Sat) 15:02 No.7494
旅人 花散里さん、真改さん、コメント有難うございます。

真早は、お酒と俳諧を好んだと何かの記事で読んだような気がしますが、記憶違いかもしれません。でもなかなかの風流人だったような気がします。この鍔も木菟の鳴く声が聞こえてきそうです。

Re: 例の鍔   波平 : 2020/07/04(Sat) 15:43 No.7495
武士 御刀天国さん
今年も折り返しましたが中々楽しい話題が聞こえてまいりませんね。
銘は一静でしたか。和田一真の弟子との由、以前上野の古美術店で小ぶりな和田一真の鍔に目が留まりました。端正な印象を受けましたがこちらの鍔は思わず掌で愛でてしまいたい雰囲気ですね!(^^)!

Re: 例の鍔   花散里 : 2020/07/04(Sat) 18:32 No.7496
ガマ 昨年は御刀天国さんにもご参加いただいた大刀剣市が、今年は中止となってしまいました(^-^;
残念ですが、昨今の状況では致し方ありませんね。

https://www.zentosho.com/daitoukenichi/

Re: 例の鍔   波平 : 2020/07/04(Sat) 22:35 No.7497
武士 大刀剣市、残念です。確かに密密の熱気ですから今年は我慢することといたします(-.-)

Re: 例の鍔   御刀天国 : 2020/07/11(Sat) 02:45 No.7498
旅人 波平さん、花散里さん、大刀剣市が中止は残念ですね。また皆さんと刀の話で盛り上がりたいです。
ところで、もう一つ審査に出していた「野馬図鍔」は京金工で保存になりました。もしこれが流派名で保存だったら特保にだしたかったんですが、京金工では望みが無いのでやめます。出来はいいんですけどね。

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Re: 例の鍔   花散里 : 2020/07/12(Sun) 08:25 No.7499
ガマ 相変わらず、いや、むしろ数が増えてますよね、コロナウィルス感染者(^-^;
去年はあまり時間が無かったので、そのうち1日ゆっくりお会いして刀の話で盛り上がりたいです。

野馬図鍔、良い鍔ですね。
ダメなんですか?…京金工で特別保存?

Re: 例の鍔   波平 : 2020/07/12(Sun) 21:43 No.7500
武士 コロナウィルス、とりあえず専守防衛ですね。非武装(マスクなし)は危険です。ゆっくりお話しできる日が早く来てほしいですね。
流派名までは大変ですね。

Re: 例の鍔   御刀天国 : 2020/07/17(Fri) 23:54 No.7501
旅人 実は大刀剣市の「我が家のお宝鑑定」で、野馬図鍔をみてもらったんですが、保存で柳川とかの流派名がつけば特保の可能性もあるといわれました。十把一絡げの京金工では難しいようです。
例の政随の鍔は、その人も偽銘といっていましたが、やはり保存不合格でした。無銘ならよかったんですけどね。

Re: 例の鍔   法城寺 : 2020/07/31(Fri) 01:01 No.7502
旅人 皆様

こんばんは。
どうも体調が芳しくなく、ご無沙汰しまくりです。
コロナの影響で、せっかくの機会も延び延びになってしまいましていやはやなんともです。
毎年10月には例会ごとく新橋あたりでお集りとか。今年は何とか出席いたしたいものです。

Re: 例の鍔   花散里 : 2020/07/31(Fri) 18:36 No.7503
ガマ 法城寺さん、ご無沙汰しています。

まったく、年初には想像もしていなかった状況になってしかも先が見えないという、この閉塞感(^-^;

おっしゃるように、大刀剣市の後で集まるのが恒例ですが、今年は大刀剣市の開催も中止になりましたから、例会もどうなることやら…
ここまで感染せずに来ましたから、何とかこのまま無事に過ごしたいものですね。

長義   法城寺 : 2020/02/14(Fri) 17:31 No.7488
旅人 皆様こんにちは。

こんなニュースが載っていました。この号は初めて聞く号ですが、実物を見てみたいですねえ。

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e7%a9%82%e7%a9%8d%e5%b8%82%e9%95%b7%e3%80%8c%ef%bc%93%ef%bc%95%ef%bc%90%ef%bc%90%e4%b8%87%e3%81%ab%e3%81%af%e6%89%8b%e3%81%8c%e5%87%ba%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8d-%e9%ab%98%e9%a1%8d%e8%b3%bc%e5%85%a5%e3%81%ab%e6%85%8e%e9%87%8d%e5%a7%bf%e5%8b%a2/ar-BBZYvVO

[→7488] Re: 長義   波平 : 2020/02/19(Wed) 00:52 No.7489
武士 法成寺さん、こんにちは。

目白の刀屋さんのHPで拝見していました。なかなかの名刀が並んでいるようですね。伝来を拝見すると様々ないわれがあるようですがこの長義もさぞやの名刀でしょうね。

[→7489] Re: 長義   波平 : 2020/02/19(Wed) 01:27 No.7490
武士 訂正します。失礼いたしました。
法成寺さん→法城寺さん

延寿国吉   御刀天国 : 2020/02/01(Sat) 00:19 No.7482
旅人 昨年波平さんや、花散里さんとのオフ会の時にお話しした延寿の太刀です。
ただし光遜の金粉銘で国吉とあるだけで、延寿というのは私の勝手な思い込みです。
根拠は、
1、輪反りである。
2、元幅に比べ、先幅が細って小切先になって、延寿国村  によくみられる体配である。
3、茎がやや長い。
4、丸留め両チリの棒樋がある。
5、良く詰んだ肌であるが、底に沈んだ大肌がある。
6、直刃調で来国行のような刃文である。
7、沸映りのような映りが立っている。
等ですが、これがお話したように保存審査不合格でした。
理由は金粉銘不同意だそうです。国吉という刀工は数名いるようですが、どこの国吉と不同意なんでしょうね。

因みに稲垣史生氏の「考証武家奇談」という本によりますと足利義教の「抜け国吉」は延寿国吉だったみたいですね。

この刀は生の姿で、地鉄も見どころも多く、刃文も働きの多い直刃なので、我が家名物「不同意国吉」としてしばらく愛蔵しようと思います。

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Re: 延寿国吉   花散里 : 2020/02/01(Sat) 11:45 No.7483
ガマ 御刀天国さん、わざわざ写真を投稿いただきありがとうございます。
遠目ながら、なかなか見所のある優品と思います。

「金粉銘不同意」ですか・・・おっしゃるとおり「国吉」と銘する刀工は十指に余り、その中の有名どころでも、鳴狐の作者である「粟田口国吉」、「千住院国吉」、「雲次の初銘」、「西蓮の実名」、「延寿国吉」などがいるようですね。

こうした鑑定所見は、協会への不満点ですね。
無料と言うならいざ知らず、それなりの権威者が複数で有料にて鑑定を行うならば、もう少し丁寧な説明があってしかるべきと思います。
言い方を変えれば、御刀天国さんの持ち物に「ケチ」を付けた訳ですから、納得できる説明があってしかるべきです。
「違います」だけではなく「〇〇と見られ、銘国吉には不同意」くらいの説明が無いと納得できないですよね。
「伝〇〇」も、何だかなぁ・・・って、気がしますしね。

いずれにしても御刀天国家伝来「不同意国吉」、眼福でした<(_ _)>

Re: 延寿国吉   波平 : 2020/02/02(Sun) 00:07 No.7484
武士 御刀天国さん、お写真ありがとうございます。お話に伺うだけでなくこのように拝見させていただくと良く実際のお姿が分かりますね。
はじめに国吉と伺いました時延寿でなければ西蓮をまず思い浮かべました。その後の大左にも通じる血筋ですが一時所蔵したことがございます。延寿は手にしたことがございませんが古雅な味わいを感ずる御刀ですね。
 協会の鑑定には以前から様々な意見がありますね。今回は金粉銘不同意とのことで全く不親切なものです。花散里さんのおっしゃるように説明不十分の一語に尽きると思います。私は結論だけを示す現行の方法では昔の特別貴重のように信頼性に?が出されなければ良いがと思います。「不同意国吉」令和名物帳記載ということで^_^

Re: 延寿国吉   御刀天国 : 2020/02/02(Sun) 16:38 No.7485
旅人 花散里さん、波平さん、コメント有難うございます。この刀は、少し事情があって知人から手元に引き取ったもので、もし店頭にあったら手を出さなかったと思います。
この金粉銘を削除すれば、何らかの極めが付いて保存になると思いますが、日本に送って登録をとって、と手続きが煩瑣ですので、このままで愛蔵しようと思います。それにしても光遜の極めは玉石混交で、50/50と言われていますが、現在の協会の審査では否定されるものが多いようですね。

Re: 延寿国吉   花散里 : 2020/02/05(Wed) 17:21 No.7486
ガマ 光遜師に限らず、研究が進むと共に過去の業績が否定されてしまうのは、よく耳にするところです。
本阿弥光遜師については「日本刀の掟と特徴」の著者くらいの認識でしたが、以下、日本美術年鑑からの引用です。


本阿弥光遜:没年月日:1955/07/26
美術刀剣保存協会評議員、審査顧問本阿弥光遜は、7月26日新宿区の自宅で肺臓癌のため逝去した。享年77歳。明治12年4月29日群馬県前橋市に生れ、12歳の時上京して本阿弥琳雅の門に入つて刀剣鑑定と研磨を修業した。明治40年独立し、日本刀研究会を起して刀剣趣味の普及に尽力した。戦後は、美術刀剣保存協会の審査顧問であり、評議員を兼ねて貴重刀剣の認定に協力した。著書に「日本刀」(大正3年)、「日本刀大観」、「刀剣鑑定講話」等がある。

また、日本美術年鑑の他の記載から、次のように人間国宝2人の師匠でもありました。

永山光幹:没年月日:2010/03/22
刀剣研磨で重要無形文化財保持者である永山光幹は3月22日死去した。享年90。1920(大正9)年3月21日、神奈川県中郡相川村(現、厚木市)の農家に7人兄弟の末子として生まれる。本名永山茂。1934(昭和9)年、14歳のとき東京下谷区黒門町の研師で、鑑定家でもあった本阿弥光遜に入門し、刀剣研磨の道に進む。師の光遜は水戸の本阿弥家の研師であったが、別系統で名人と呼ばれていた本阿弥琳雅に学び、将軍家や大名の所蔵していた刀剣を代々伝承された技で研ぐ家研ぎの継承者であった。44年、兵役に召集され歩兵第49連隊に入営し中国に出征し、現地でも軍刀の研磨に従事した。46年、復員し、ただちに光遜に再入門するが、戦後進駐軍による日本刀の没収、愛好家や旧大名の経済力の低下などにより、本格的な研磨の依頼はほとんどなかったと本人は回顧している。

小野光敬:没年月日:1994/06/29
国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)の刀剣研磨師小野光敬は6月29日午前1時18分、肝不全のため神奈川県藤沢市の病院で死去した。享年80。大正2(1913)年7月30日、岩手県盛岡市に生まれる。本名清之助(せいのすけ)。刀剣研磨の道に志し、昭和4(1929)年、研師加藤勇之助に入門。同13年には上京して本阿弥光遜(こうそん)に師事し、万剣制作に関する基礎的知識を得ると共に、相州伝を中心に各伝の鍛法をいかす正統な技法を学んだ上、本阿弥流の「家研ぎ」の技法を修得、同18年独立し、以後、専ら優品の研磨に従事した。

Re: 延寿国吉   法城寺 : 2020/02/14(Fri) 17:28 No.7487
旅人 そんなことがあったんですねえ。確かに不親切ですねえ。
私も手掻極めで特別保存の大磨りあげ無銘が、実は登録証が偽物だったようで再登録したままになっている刀があります。
再審査に出したらどうなるでしょうねえ。

新年明けましておめでとうございます   法城寺 : 2020/01/01(Wed) 12:46 No.7477
旅人 今年もいよいよ始まりましたね。ここのところ足の調子が悪く針治療などしておりましたが、年始から全快とは言えないまでもかなり良くなり、まあ、まともなタイムでランが出来るまでになりました。心機一転のきっかけですね、新年を迎えると言うのは。
ランついでに野鳥観察、実はリハビリで走り始めてから、コースにしている小川沿いの遊歩道、実に野鳥が多く、カワセミが川の上を飛び交っているのに気が付き、ついにバードウォッチャーとなり1年です。

今日も初ラン、初ウォッチング、その途中で縁起の良い鳥に出会いました。
ゴイサギという、あまり目にすることのないサギです。なぜ縁起がいいと言いますと・・。

漢字で書くと「五位鷺」。官位位階という律令制なりしころ、朝廷から賜りし地位の高低およびそれに応じた役職(官職)につくことが出来る制度があった。
一位から八位、その下に初位がある。正確には、一位から三位までは「正・従の2段階」、四位以降は、正・従をそれぞれ「上・下」に区分している。
このゴイサギの由来は、醍醐天皇が池にいたこの鳥を見て、家来に捕まえさせたところ、抵抗せず、素直に捕まったのを感心された天皇が「五位」を地位を授けたからと言われる。
これが正五位か従五位かはわかりませんが、どのような官職につけるかと言うと、従五位の下で太政官(中央官庁みたいなもの)で少納言につくことが出来る。

今年はこの縁起を生かしてよい1年とするつもりです。

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Re: 新年明けましておめでとうございます   花散里 : 2020/01/01(Wed) 15:05 No.7478
ガマ 明けましておめでとうございます。
本年が平穏で豊かな年になりますよう、祈念いたします。

我が家(と言っても、私だけ)の元旦の恒例行事、初春の刀の手入れ始めを終えホッと一息ついてコーヒーなど飲みながら今年の初投稿となります<(_ _)>

神奈川の明け方は雲が多めでしたが、時間と共に雲が薄れ只今は快晴と言っても良いかと思います。
もちろん寒くはありますが、比較的静かな年のスタートとなりました。

>法城寺さん
体調が良いのは何よりです。
かと言って慢心せず「お互いに」年代相応にまずは立ち止まって、熟考してから行動に移すようにしないといけないですね。
「段取り八分の仕事二分」などと申しますしね(^^)

五位鷺ですか…ご覧になれたとは羨ましい。
私はナマで見たこと無いかも知れません(^-^;

Re: 明けましておめでとうございます   真改 : 2020/01/01(Wed) 15:45 No.7479
白影 明けまして おめでとうございます。

さて、皆様、体調が宜しいとのこと!
素晴らしい!!
私は、昨年12月25日から薬が一種類増え、もうお腹いっぱいです。(*'ω'*)。

鷺の話ですが、徳島県は白鷺を県の鳥としております。
が、自宅の近くは牛舎がある関係で黒い鳥、すなわち、烏が圧倒的に生息数が多いです。害も多いですが。

ゴイサギは私も見たことがありません。気が付いていないのかもしれません。

良い写真を拝見致しました。ありがとうございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

Re: 新年明けましておめでとうございます   御刀天国 : 2020/01/02(Thu) 00:37 No.7480
旅人
謹んで新春のお慶びを申し上げます。

昨年の11月に久しぶりに波平さん、花散里さん、猫まんまさん、こぶ平さんと会食が出来、嬉しかったです。その話の中で、私がカナダで駄刀を集めている間に、皆さまちゃっかりヨダレ物の名刀を沢山所持されていることが判明し、感服いたしました。我々は刀を選びますが、「刀も所持者を選ぶ」というのは本当なんだなと思った次第です。

さてカナダは今年は暖かく、雨が多く雪はまだ降っていません。
今年一年、刀兄諸氏の良いお刀運を祈念して、私の新春の挨拶といたします。(これから新春お一人様鑑賞会をします。)

Re: 新年明けましておめでとうございます   波平 : 2020/01/09(Thu) 00:03 No.7481
武士 新年おめでとうございます。
新年恒例のお刀手入れを終えてようやくほっといたしました。
今年の初詣は恒例の靖国神社参拝でございました。
年末にかかりましたインフルエンザもようやく完治し、足慣らしに九段から上野にまいりました。遊就館では川崎晶平刀匠の二筋樋を掻く作業を拝見し、上野東博では高御座と御帳台を拝見してまいりました。天候はやや荒れ模様でございますが、四方の海 皆同胞として穏やかな年となってほしいものですね。どうぞよろしくお願いします。

行く年来る年   真改 : 2019/12/31(Tue) 11:21 No.7474
白影 恒例の言葉となりますが…、あっという間に一年が終わりましたね。

本年も大変お世話になりました。
ありがとうございます。

私的には、昨日、やっと年賀状が仕上がり発送ができました。
年末になった28日、ウインドゥズ7から10へ移行しないと、サポート終了まで日がない!ということで、娘が使わないというパソコンをもらい受け、急遽、データの移行をしまして、それからの年賀状作成となりましたので、慌てました。

郵便局も昨日で窓口は終了ということで、年賀状が足りない分の買い足しに走ったりと、バタバタしました。

また、私のような医療福祉の仕事をしておりますと、この世からあの世に逝かれる方も日時を選べませんから、その対応もあります。

思えば父を送った昨年もクリスマスイブでした。
二日後からは通常通りに勤務して年末を迎えたのが一年前、本当に早かった。

さて、来年はどんな年になるでしょうか。

この世とあの世は地続きだ!!と名優がおっしゃっておりましたが、私もそう思っております。
自分なりにやるべきことをやる、そういう一年を来年も送ることができるように頑張ります。

皆様、良いお年を。

Re: 行く年来る年   花散里 : 2019/12/31(Tue) 18:10 No.7475
ガマ 令和元年も余すところ、あと数時間となりました。
今年は皆様にとっていかがな年だったでしょうか。
来たる新年も、さらなる発展と安寧を祈念して今年を締めくくりたいと思っています。

皆様、良いお年をお迎えください。

Re: 「こんぴらさん」の石段かご廃業へ 担ぎ手なく体力限界   真改 : 2019/12/31(Tue) 20:18 No.7476
白影 >「こんぴらさん」の石段かご廃業へ 担ぎ手なく体力限界

ご挨拶をしました直後に何ですが、ヤフーニュースを見て投稿しました。

詳細は記事を読んでいただければと思いますが、初詣に行かれる皆様は、ぜひ、見てほしいと思います。
金毘羅さんは、奉納されたお宝がたくさんあります。
参拝記念にいかがでしょうか。

終わってしまうのが残念です。

【本庄義胤】不祥事とは   丸伊 : 2019/12/27(Fri) 01:46 No.7469
旅人 皆様、初めまして。

本庄義胤について調べていて竹屋主人さんの『2009年8月31日 第6回出題「大慶直胤」(http://www.nihonto-club.net/kantei/cool_3/kaisetsu3_6.html)』を拝読していたのですが、こちらに書かれている義胤の「不祥事」について、詳細や出典をご存知の方はおられますか?

文政4年ごろから水心子の作刀に義胤の彫り物がなくなるな、とは思っていたのですが、不祥事を起こしていたとは聞いたことがなかったので気になりました。

もしご存知の方がおられましたら、お教えいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
突然失礼いたしました。

Re: 【本庄義胤】不祥事とは   そぼろ助廣 : 2019/12/27(Fri) 23:25 No.7471
鍛冶 福永酔剣先生の「日本刀大百科事典」によると「文政二年(1819)七月、義胤父子は何か不祥事件をひき起こした。水心子正秀はそれを聞き、怒って以後、彫刻依頼を止めたが、直胤は死に至るまで依頼したようである」とありました。出典は「正秀書簡集」のようですが、これ以上調べるのはとても難しいと思います。

Re: 【本庄義胤】不祥事とは   真改 : 2019/12/28(Sat) 21:04 No.7472
白影 そぼろ助廣さん、情報をありがとうございます。m(__)m。

その他、もし情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、宜しくお願いいたします。

[→7469] Re: 【本庄義胤】不祥事とは   丸伊 : 2019/12/28(Sat) 23:49 No.7473
旅人 そぼろ助廣さん、真改さん、ありがとうございます。

「日本刀大百科事典」にそのような記載があったんですね。父子で何かやらかしているんですね。
勉強不足にもかかわらず、お教え下さりありがとうございます。
ひとまず「正秀書簡集」をあたってみます。

義胤についてはあまりに情報が少なく……他に何かご存じの方がおられましたら、お教えいただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。

現況報告   法城寺 : 2019/12/19(Thu) 01:34 No.7461  HomePage
旅人 大変ご無沙汰しております。
当方、この5年間単身赴任の挙句、パーキンソン病に罹患していたことが判明し、あやうく筋肉の固縮による歩行困難の手前でした。意識障害もあり、夢遊病に近い状態も何度か経験し、改めて脳の病気の怖さを身に持って知ることとなりました。
数か月に寄るウォーキング・ジョギング・ランニングと段階を経て筋肉の固縮を持ち直し、日常生活に支障のないところまで持ってきました。
が、手指の変形による握力の減、脳の指令と相反する筋肉の委縮とそれを引き留める本能の動きにより常に筋肉が引っ張り合いをしている状況で、カロリー消費が高く、現在48kg、体脂肪率5%台、時には測定不明まで体重が落ちました。
PCも打ちそこないによる誤字脱字が多く、時間がかかるようになり、自分のブログなどもだんだんと投稿も少なくなり、皆さまにも不義理をいたしたことお詫び申し上げます。
一番の不安は、現在は進行が緩やかで小康状態ですが、再び手指の震えが出て、まず日常生活に支障をきたすこと、次に握力の低下による「刀の手入れが思うが儘にできなくなること」です。
毎日の薬の服用と毎月の診察・検査で、表向きは平静を装っていますが実際は疲労の連続です。手指の震えが再発し、以前よりひどくなり刀の手入れに支障がきたすようになれば、残念ながら手放さ是るを得ない時が来ると思います。かれこれ30年、自分の今の年齢の半分を超えたというのに。娘の嫁入り短刀だけは残す所存ですが。
元気なうちに皆様ともっと交流を深めお会いしたかったです。
まあ、直接の死因になるわけではないのですが、身体の硬直に伴い転倒による骨折、そこから動けなくなり鬱を発症し、自殺や事故死、痴ほう症を引き起こす原因ともなっています。
これだけの文章を書くのに、誤字訂正など文脈の二度書きなどを繰り返し小一時間かかっています。
どうぞ皆様も、指の振るえ、アルコール中毒だと決めつけないでください、加えて、平たんな道で躓くわけでもないのにいきなりこけたり派手に倒れたりが続くようでしたら「脳神経内科」を受診してください。私などアバラの骨折と、痛みをこらえるため歯を食いしばって2本折れ部分入れ歯にもなりました。ほとんどの方が「アル中」。「加齢による振るえ」と勘違いし、あまりにもひどくなってから病院に駆けつけてもすでに遅く、歩行時の杖ならまだしも、車いす生活が待っています。
特定難病疾患の認定をとるには指定医の診断書が必要で、重さにより7段階あり、既に私は3段階と、初期発見にはいたらず、歩行困難のギリギリでした。この先も薬のおかげで緩やかな右下がりの下降が続きます。特効薬は臨床実験済みで、後は国の厚生労働省の認可待ちです。それにしても進行を止めるだけで、固縮・変形した腕や足は修復できません、曲がったままです。既に右手指が変更をきたしております(開かない、まがったまま)。

最後に脳の指令を潤滑として送るドーパミンの製造量のサンプルと、自分の脳の輪切りに寄る分泌物の量を見ていただくとその差は一目瞭然。1/3=1/4程度あるかどうかです。ご覧ください、直接の死因』ではないにしろあまりにも低下しています。特効薬の認可は3年から5年程度、販売まではこのままの状態を必死に保たねばならない、薬漬けの毎日です。ほんと一度お会いしたいですねえ。

どうぞ皆様もご自愛ください。くれぐれも指の振るえを感じたらすぐに脳神経内科へどうぞ。

長々と失礼いたしました。

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Re: 現況報告   真改 : 2019/12/19(Thu) 08:47 No.7462
白影 御無沙汰をしております。
健康を害しておられたのですね。心からお見舞いを申し上げます。

法城寺さんの病状から見れば、私の病気も大きくはないのかもしれませんが、心臓に二つの病を抱えております。
5年前には意識を喪失し入院検査により、手術も勧められましたが、内服治療で経過観察中です。

40歳50歳を過ぎますと、健康だと思っていたのに、いきなり病に見舞われることがあります。
私の父も54歳でくも膜下出血でクリッピング手術を受けましたし、周囲では心筋梗塞でステント留置術を受けている知人友人親戚も多数います。すべて40代50代です。

法城寺さんの闘病生活と、これらを簡単に比較は出来ませんが、大変な日常生活を送られていることだろうと推察致します。

>ほんと一度お会いしたいですねえ。
私も、インターネット上でお会いしてからもう何年経ったでしょうか。
60歳を前にして、同じ気持ちを持っております。
機会がありましたら、是非。

では、御身体くれぐれもご自愛くださいませ。
また、一時期の活気は無くなりましたが、電脳倶楽部への投稿もお待ちしております。

Re: 現況報告   花散里 : 2019/12/19(Thu) 09:55 No.7463
ガマ ご無沙汰しております。
法城寺さんからしばらく投稿が無いのは気づいていましたが、私を始め一時の情熱と体力が薄れ電脳倶楽部からは遠ざかる方が多いため、まさかご療養中であったとは気が付きませんでした。

私も数年前から副腎腫瘍による高血圧で、当初は最高血圧が200弱に到達も珍しくない状態でしたが、今は投薬治療で落ち着いています…当然、一生ものですが。(原発性アルドステロン症と言います)
手術で副腎を摘出してしまう選択肢もあったのですが、後々のことも考え投薬治療を選びました。

やはり、昔から言われている厄年や60歳近辺での定年制度など、経験則として身体に変化が起きる時期だったのかもしれません。
この先も長い期間の治療になると思いますが、法城寺さんもくれぐれもご自愛ください。

元々、法城寺さんと私は家が近かったのですが、お互いに何となくそのまま過ごして来てしまいましたね。
私も現在はフルタイムの仕事ではありませんので、私でも良ければ法城寺さんの都合の良いときにお会いできますよ。
私の家は川崎市の登戸近辺ですから、法城寺さんのご都合のよろしいところまで出向きますので、一度、ご検討ください。

また、電脳倶楽部への投稿についてですが、一つの投稿には時間制限があります。
今までは書き始めから投稿ボタンを押すまでに30分以上掛かるようだと、エラーになって弾かれておりました。
その設定も最大値の2時間に変更しましたので、これからも気が向いたら投稿をお待ちしています。

Re: 現況報告   法城寺 : 2019/12/19(Thu) 22:02 No.7464
旅人 真改さん、花散里さん

温かいお言葉ありがとうございます。
昨年は猛暑もあって身体を動かすのも嫌気がさし、寝てばかりいたのでほんとうに筋肉の固縮が始まるところでした。秋ごろから幻覚なども治まり、バランス感覚も薬により改善されたので思い切ってウォーキングを始めたのが奇跡的な効果を生んでくれました。
今年の3月からランニングを始めて、体重減のおかげでタイムは伸びるしで、本人今は至って普通の方と変わりません。
走るついでにバードウォッチングという新たな趣味も見つけ、日本刀よろしく、分類にいそしんでいます。幸いすぐ近所に、東京国分寺市の日立製作所内を湧水地として府中市、三鷹市、調布市、狛江市、世田谷区と流れ多摩川に合流する野川と言う小川があり、都内ながらカワセミなどが飛び交う絶好の場所に遊歩道が整備されていたのも何かの縁。さらに言うなら「日立」というのも何かの縁。
すっかり画像を撮るのに嵌っています。
これが活力となっているのでしょうか、簡単にはくたばらないという思いでいっぱいです。
ぜひ、お目にかかって刀剣談義いたしましょう。「いたしません」とは言わせませんよ。

人間不思議なもので、歩みはなんだかのろのろしてるのに、いったん走り始めたら、加速するごとにバランスが安定し現在57歳ですが、5km走なら最速22分前半、1km4分30秒を切ります。10kmはさすがにそうはいきませんが47分台最速です。
気力で毎日を乗り切っている感じです、まさに自転車操業。

遠からず、お二人、皆さまにお会いできると思っています。
江戸法城寺派はなかなかにしぶとい刀工群ですから。

単独表示 IMG_1023.JPG


Re: 現況報告   花散里 : 2019/12/19(Thu) 23:04 No.7465
ガマ 法城寺さん

はい、そう簡単にくたばるつもりはありません(^^)
しぶとく図太く、周りから呆れられるくらいを目指しましょう。

メールも差し上げましたので、よろしければご覧ください。

Re: 現況報告   法城寺 : 2019/12/20(Fri) 05:11 No.7466
旅人 花散里さん

ありがとうございます。後程メールにて連絡させていただきます。

Re: 現況報告   野ア 準 : 2019/12/22(Sun) 20:16 No.7467
武士 難病との戦いは大変と思いますが、医学を信じてご療養下さい。刀剣を真に理解されておられる方々は皆様長生きしていただきたいです。

Re: 現況報告   法城寺 : 2019/12/25(Wed) 01:28 No.7468
旅人 野崎さん

ありがとうございます。
この年で家族や母親・兄弟親戚に迷惑かけたくない一心で「運動リハビリ」続けております。
おかげで「ほんとに病気なの」と言われる始末。
この1年半ちょっと、人の倍以上走りました、一番金かからない運動ですから(笑)。
その間、まだ再審査出してませんが、鑑定書も、柴〇さんも押しで、自分も「南北朝末期の大和伝」と鑑て納得づくで手に入れた刀がありました。
変更届出したら登録証が偽物で、再登録。その際、東京都から任命された識者がぽつり、「鎌倉までいくかな」。

大磨り上げ無銘、元々大和伝はご存知の通り生ぶ無銘もあります。大磨り上げ・磨り上げ、どちらも無銘なら応永体配に移行する南北朝後期末期の磨り上げ体配と鎌倉末期の磨り上げ体配、自論ながら似通っている点もあると思います。
鍛えの違いは他の四カ伝にはあるかと思いますが、大和伝系なら流派の違いだけで、時代による差は左程ないと思っております。

もし鎌倉まで行くなら、これが自身のやってきたアイデンティティってやつでしょうか。
その時に今ある特保の鑑定書、どう向こうが受け取るか、見ものです。
逆に「末もの」となるかも(笑)。まあ、体配的にそれはないですけど。

何時だそうか、それを考えてるのが楽しみで、そうそうくたばるわけにはいきませんよ。

いたって普通の方と変わりない生活してますのでご安心ください。
それより、前にも書いた通り、手入れも出来ぬようになったら手放さなくてはならない。それをどうするかで悩んでおります。

できればこう考えております。

信国吉包、豊後高田則行⇒九州、できれば福岡黒田家ゆかりの方にいっしょに
法城寺正弘⇒江戸にゆかりの方
無銘(手掻極め、伝手掻包清、池田侯爵家伝来鞘書きあり)⇒奈良もしくは備前岡山・因幡池田家ゆかりの方
無銘島田義助短刀⇒娘の嫁入り短刀

これを見届けてから、ぽっくり逝きたいもんです。
まあ、先ほど申し上げた通り、くたばりはしませんけど、簡単には。

島田と言えば駿州、家内が静岡の出なので、娘が引き継げば当たり前、元の鞘に戻るみたいなもので。


特に吉包は黒田家藩工ですので、福岡に帰してあげたいですねえ。

まあ、とにかく大切に扱っていただける方に渡ってくれると嬉しいです。

久々のお粗末な展示   真改 : 2019/12/08(Sun) 17:48 No.7455
白影 とある県立博物館の刀剣展示を見てい参りました。
期待もあったのですが、
・展示数16口。
・照明は、通常の蛍光灯の上にカバーがあり、暗くて銘もよく見えないし、刃紋はかろうじて確認できるが、地鉄は見えない。
・解説においては、長さ反り等の記載なし。

こんな状態で、大々的に宣伝するのは如何なものでしょうか?と、私は感じてしまいました。
高松市香南歴史民俗資料館での展示は、民間人がやっているにも関わらず、相当気合が入っています。
県立博物館の名前が泣くわ!というのが個人的な感想です。

まあ、人によって感想や感じ方は違うのは当然ですが、少なくとも今まで見てきた展示会の中では、一番下ではないですかねぇ。

手を抜いているのでは?という感想を漏らす人がいてもおかしくないほどです。(あくまで個人的感想ね。)

令和元年の地方の展示会では、今年、二つ拝見しましたが、頑張っている所とそうでない所の両極を見ることが出来ました。
お金を払って見に来ているのですから、もう少しなんとかしてほしいです。
高松市香南歴史民俗資料館は、無料でも凄いですよ!

この刀剣ブームに乗じて来館者を伸ばす努力をしないなんて、経営的にどうなんでしょうか?その証拠に来館者は寂しいものでした。

来年は、もっともっと素晴らしい展示を見ることが出来ますように。!(^^)!。

おっと、上記の感想は個人的感想ですので、ノークレームでお願い致します。^^;。


Re: 久々のお粗末な展示   花散里 : 2019/12/09(Mon) 18:52 No.7456
ガマ 真改さん、お疲れ様でした。

空前の刀剣ブームとやらで、何かと刀剣展示関係の話題を耳にすることの多いこの頃ですが…せっかくのお出かけにも、残念な結果だったようですね。

やはりこの手の展示では、企画力の差が大きく影響するようですね。
私たちからすると、数多くの名刀を一堂に展示いただければ一番良いのですが、県立博物館クラスですとなかなかハードルが高いかと思います。
そこで問題になるのが、やはり「見てもらいたい、足を運んでもらいたい」との気持ちや企画力ではないでしょうか。
展示できる刀の数が少なくても、あまりメジャーな刀工ではなくても、工夫次第で見ごたえのある展示ができると思います。
説明書きなどはどうにでも工夫できますし、照明の悪さはまさに論外。
見てもらいたいと言う気持ちがあれば、説明書きや照明には手を抜けないはずなのですが…


今回の真改さんのお嘆きは、残念ながら刀剣ブーム(?)とやらに乗った安易な企画だったのかもしれませんね。

Re: 久々のお粗末な展示   真改 : 2019/12/09(Mon) 22:33 No.7457
白影 >問題になるのが、やはり「見てもらいたい、足を運んでもらいたい」との気持ちや企画力ではないでしょうか。

まさに、おっしゃる通り!!
今回の県立博物館の展示会は、その気持ちも企画力も感じられず、やる気も魅力も感じられませんでした。

一方、高松市香南歴史民俗資料館では、手作り感満載ですが、熱気が伝わってくるもので、よし!来年も見に来よう!!と、思わせるものです。
見習ってほしいものです。

Re: 久々のお粗末な展示   そぼろ助廣 : 2019/12/09(Mon) 23:46 No.7458
鍛冶 私も5日程前に某市立博物館へ行きました。昭和に再建された四層のお城の中が博物館でした。刀が数十振り展示されていましたが、キャプションが余りにも酷いので私の名刺を渡して、係員に少しだけ指摘しました。まず刀匠「杉田善昭」氏を「人間国宝」と表示していました。長さを刃長でなく茎尻から切っ先までの全長を記載しているものが半数近くありました。打刀拵を太刀拵と表示しているものがありました。刀拵を刀掛けに刃を下側に展示しているものがありました。その他指摘したいことが沢山ありましたが、あまり恥をかかせてはいけないと思いやんわりと三点ほど言って帰りました。以前上司に言われたのが「正しい事を言う時は、あまりハッキリ言っては、反論出来ないぶん恨まれて敵を作るよ、気を付けなさい」しかし性格はなかなか直りません。

Re: 久々のお粗末な展示   花散里 : 2019/12/10(Tue) 10:09 No.7459
ガマ そぼろ助廣さん、ご無沙汰しています。

そぼろさんが感じたストレスは、特に最近はよく感じますね。
以前だと展示の内容はしっかりしたものが多く、ストレス要因は大声で訳の分からない珍説を披露している知ったかぶり親父…くらいだったんですけどねぇ(^-^;

最近は刀剣を客集めのツールとしか考えていない輩が多いようで、事前に確認が可能なちょっとした刀剣のルール(まさに、そぼろさんのご指摘のような)を知ってか知らずか無視してか…のケースを見聞きすることが増えました。

明治維新以降それまでのタガが外れて、皆が勝手なことを言い出して、さらにはやりだした結果、一部の武術が武道になりさらにはスポーツになってしまい、誰も本来の意味を分からなくなってしまったようなことが、刀剣にも起こらないと良いのですが…

Re: 久々のお粗末な展示   真改 : 2019/12/10(Tue) 20:20 No.7460
白影 >そぼろ助廣さん。
恐るべし!某市立博物館。(+_+)。

説明文一つとっても、高松市香南歴史民俗資料館では「ここが見どころ!」と称して、その刀の良さのどこをアピールして、どこに注目してもらえれば理解していただけるか、という苦心の跡が感じられましたが、某県立博物館では全く気持ちが感じられず残念でした。

いい展示会を見たいものですね!

今年も行ってきました「高松市香南歴史民俗資料館 」   真改 : 2019/11/03(Sun) 20:36 No.7452
白影 令和に集う武士の誇り「日本刀展」
毎年この時期になると開催されている日本刀展ですが、今年も行って参りました!
ただ、一緒に行っていた父が亡くなり、今年からは一人で行くことになりました。

展示されている刀剣類は、重要刀剣や拵えを含む32点。
大きな都市の博物館ではなく、図書館と一緒になっている地域の資料館で、こうして定期的に行われていることに敬意を表します。
来館者も割と多かったですね。
刀剣女子はいなかったですが、想像以上に来場者がありました。

12月8日までの開催ですので、お近くの方はお出かけください。

単独表示 2020nihontouten.jpg 単独表示 20191103_114202.jpg 単独表示 20191103_113647.jpg

Re: 今年も行ってきました「高松市香南歴史民俗資料館 」   花散里 : 2019/11/04(Mon) 17:44 No.7453
ガマ お疲れさまでした。

比較的小規模とは言え、定期的に開催されるのはありがたいですね。
展示だけではなく、抜刀道や火縄銃の実演・講演会などもあるようですね。
大規模な展示会はもちろん歓迎ですが、このように小規模と言えども入場料を取らず、運営を工夫しながら定期的に開催されるものも貴重だと思います。

Re: 今年も行ってきました「高松市香南歴史民俗資料館 」   真改 : 2019/11/04(Mon) 20:31 No.7454
白影 東京では大刀剣市の最中のことでしたが、地方では文化祭が各地で開催れているようです。

ここの日本刀展は、ポスターも本格に制作されており、とても気合が入っています。
テーマも絞ってあるのも素晴らしいのですが、今回の展示解説には「ここが見どころ!」と称し、愛好家でなくてもどこに注目して見ればよいかが書いてあり、とても親切です。

郷土の刀や文化を愛し、継承していこうという意気込みが感じられます。

大刀剣市   真改 : 2019/10/12(Sat) 11:02 No.7448
白影 先ほど郵便で、成蹊堂さんから大刀剣市の図録が届きました!
台風の影響で外出を控えておりますので、これからゆっくりと拝見したいと思います。

関東地方の皆様、台風に十分お気をつけ下さい。
私の子供も茨城県でおりますので、大変心配しております。

Re: 大刀剣市   花散里 : 2019/10/13(Sun) 11:47 No.7449
ガマ 長い夜でした(^-^;

自宅は多摩川の近くですので、危なかったですね。
6Kmほど上流の観測地点では早々と氾濫危険水位を越えてしまったので、テレビやネットなどを総動員して情報収集にあたりました。
そこが氾濫すると、自宅は水に浸かってしまうので気が気ではありませんでした…私の知る限り、初めて避難指示が出ましたし。
結局、その地点は大丈夫だったのですが、下流の二子玉川で氾濫してしまいました。
改めて、自然の怖さを味わった一夜でした。

Re: 大刀剣市   真改 : 2019/10/14(Mon) 14:37 No.7450
白影 時間が経つに連れ被害の状況の甚大さに驚いています。

河川の氾濫や内水による被害は何度も体験しておりますが、これほどの被害は体験がありません。

また、こんなときに話題にするのも何かとは思いますが、電脳倶楽部ということで書きますが、刀剣や文化財の被害も心配されます。
役割を分担して復興に携わることになるとは思いますが、文化財の保護にも力を発揮下さるようお願いしたいと思います。

Re: 大刀剣市   花散里 : 2019/10/14(Mon) 20:02 No.7451
ガマ 日本は昔から災害の多い国でしたからね。
戦乱以外にも天災で失われたり、損なわれたりした刀剣や文化財も多いことと思います。
昨今は気象の変化からか、過去に経験したことのない災害などが増えてきています。

もちろん人命が大切ですが、だからと言って過去から受け継がれてきた文化財がどうでもいい訳ではありません。
人命の守り方と共に、文化財保護も考えていかなければなりませんね。

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