一陽来復評定所
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刀はどこで買う?という質問をうけました。   真改 : 2025/03/16(Sun) 09:57 No.7637
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白影 そりゃあ、刀屋でしょ。って返事がすぐにありそうですが、これはYouTubeでも数々の投稿があり、昔から言われてきたことでもありますね。
まあ普通は、車は車屋さん、刀は刀屋さん。となりますが、車でも個人売買はあるわけですから、当然、刀も個人売買もあるわけです。
主に、@刀屋 A個人売買(国内外のネットオークショ含む)B現代刀なら刀匠から C研ぎ師から D古物商から E個物免許を取得して市で買う F骨董店 G大手の国内外の美術品オークション
などが考えられます。

確かなものを確かな人から買いたい。あとあとの売買の事を考えると、一円でも安く買いたい。掘り出し物を見つけたい。
色々なことを思うわけですね。

私は自分の経験から、刀屋さんから買った刀は、下取り時には7割で下取り、買取なら半値。さらに、10年も前の昔に買ったものならもっと下がる、等のことを頭に入れています。
そうそう、買った後に自分がお金をかけて、例えば研磨した費用などは、買取や下取り時の評価には、一切ならないと思った方がよいです。

買った刀が買った時よりも高くなる対象というのは、なんらかのブームの最中か、景気が良いとき、清麿や虎徹などの一部の本当の財産となる刀などでしょうか。

刀を宝石のように観る人と、実際に使用する人では価値のあり方が異なり、例えば、その状態や銘の真偽も購入時には検討内容の対象となるために、大いに価格と共に関係してくる内容でしょう。

つまり、その人その人にあった買い方があるわけで、また、見せてもらう方も、その人その人がどこに価値観を置いているかによって異なるわけで、結果、一概に購入方法を、その方法が良いとか悪いとかは言えないわけです。

名品と言われるもののみを数少なく収集する人、とにかく数を持ちたい人、保存状態(研磨の具合とか)に価値を置く人、研究のために持ちたい人、文化財保護の観点から収集する人、様々です。

というわけで、刀をどのように買うかは、その人の目的にもよりますから、一概にこれがいけないとは言えません、というのが私の意見となります。
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